コシヒカリ
Koshihikari
日本で最も生産量の多い米品種で、全国の作付面積の約3分の1を占める。新潟県を代表に福島・茨城・栃木・山形でも広く栽培され、強い粘り・甘み・つやが特徴。冷めても美味しさが落ちにくく、家庭用・寿司・おにぎりに最適。
コシヒカリとは
全国作付面積1位、新潟・魚沼産が最高ブランドとして知られる日本米の代表品種。強い粘りと甘みでおにぎり・寿司・冷めた弁当でも美味しさが続く。
味わい・食感
粒は中粒で透明感があり、炊きあがるとつやが強い。粘りはアミロース含有率の低さに由来し、噛むと甘みが広がる。冷めても水分が抜けにくくおにぎり・寿司向き。一方で軟質米のため寿司酢を吸わせる調理ではやや扱いに注意。
旬カレンダー
最盛期
9月 〜 10月
主要産地
※ 主要産地は出荷量の傾向を示す参考情報です。年次や統計範囲により順位は変動します。
他の品種との違い
あきたこまちとの違い
コシヒカリは粘りと甘みが強く、あきたこまちより重厚な食味。あきたこまちは粒立ちが良く弁当・寿司向き。
ゆめぴりかとの違い
ゆめぴりかは北海道発の新ブランドでコシヒカリと同等の粘り・甘みを持つ。コシヒカリより冷涼地耐性が高い。
品種の来歴
1944年に新潟県農業試験場で交配が始まり、福井県農業試験場で品種固定が進められた。当初は「越南17号」と呼ばれ、1956年に「コシヒカリ」として品種登録。「越の国に光り輝く」を意味する命名で、いもち病に弱く倒伏しやすいため当初は普及が遅れたが、食味の良さから1979年に作付面積1位となり以降ずっと首位を維持している。
- 育成機関
- 新潟県農業試験場・福井県農業試験場
- 交配親
- 農林22号 × 農林1号
- 登録年
- 1956年
出典:公的登録簿 / 育成機関・運営団体 公表資料
選び方
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袋の精米年月日が新しいものを選ぶ。
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「単一原料米 コシヒカリ」と表示があるものは品種・産地・産年が単一で信頼できる。
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魚沼産・新潟一般・他県産で価格帯が異なるため、用途と予算で選ぶ。
保存方法
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高温多湿と直射日光を避け、冷蔵庫野菜室で密閉容器に入れて保存。
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精米後は1ヶ月以内(夏は2週間)に使い切るのが食味のピーク。
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新米時期は特に水分量が多いため炊飯時の水加減を1割少なめにする。
よくある質問
魚沼産コシヒカリと普通のコシヒカリは何が違うの?
同じ品種ですが、魚沼地域は昼夜の寒暖差が大きく、雪解け水が豊富で土壌条件が優れているため、特に粘り・甘み・香りが強くなります。市場では最高ブランドとして他産地より2〜3倍の価格で取引されます。
コシヒカリの作付面積はどれくらいですか?
農林水産省の米品種別作付動向によると、コシヒカリは全国の水稲作付面積の約3分の1(33%前後)を占め、長年首位を維持しています。
コシヒカリは寿司に向きますか?
粘りが強いため江戸前寿司(シャリ)には少しもったり感が出る場合があります。寿司用には粘りがやや少なめの「ササニシキ」「あきたこまち」を好む寿司職人も多いです。家庭で握る寿司やちらし寿司には十分美味しく使えます。